2017年5月20日土曜日

『インド占星術の秘法』感想

『インド占星術の秘法』
せっかくなので
参考までに感想を。

南インド式とは、使われている用語が思ったよりも違います。
南インド式をやっている人なら、
基礎をかなりマスターしてからでないと、
用語の意味を類推することすら出来ず、挫折すると思います。
(マスターしていれば、勘でだいたいは読める)

あと、思ったより、南インド式と北インド式とで
用法や解釈が異なる部分があって、
そういうのは面白い。

「星がこういう配置になっていたら、こういう現象が起きる」という事例もいろいろ載っていますが、極端な一例ばかりが取り上げてあるので、
基礎をかなりマスターしてからでないと、
なぜそうなるのか チンプンカンプンだと思います。
そういう意味では、上級者向けの参考書、と言えるのかなぁ?
いやいや、上級者向けというよりは、完全にマニア向けですね。
なにしろ、古い時代のインドの習俗がベースになっているため、もう滅多に存在しない病気の名前が挙がっていたりします。

毒蛇に噛まれるだとか、性病になるなど、断定的な表現が多いので、良く分からずに読むと怖くなるかも知れません。
本に挙げてあるのは、あくまでも極端な一例ばかりです。
普通に生活していて毒蛇に噛まれる日本人なんて、いませんよね。

全般的な印象としては、とにかくマニア向けです。
インド占星術が好きで好きで、色々と寄り道をしたい人向けです。

私はもっと、簡潔で実践的なものを期待していたので、アテは少々外れましたが、
違う意味で面白いです。

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編集者である、ミス・ペルセフォネー氏による解説は、
一部分ではありますが、ネット上でも無料公開されているので、参考までにどうぞ。

 ↓
『インド占星術講座

★ただし北インド式です。