2017年5月9日火曜日

後半生っていつから?

ナバムシャは、その人の内面性をよく表すとされている。
実際、そうだと感じる。
日本人なら、おおむね20歳前後までは、自分の意思で生きてるように見えても、実際にはまだ周囲の意志(両親や関係者の価値観)に強く影響されながら生きている。
本当に自分の内面(価値観)に従って生きられるようになるのは、社会的にも精神的にも自立してからだ。
ナバムシャは、後半生の人生を表すとも言われているが、しごく納得である。
人が精神的に本当に自立するのは、社会へ出るタイミングよりも、ずっと後、
おおむね中年頃が普通である。
それまでは、両親や教師、職場の上司などから受け継いだ価値観に、常にとらわれながら生活を送っている。(追記:大きく言えば、生まれた時代の風潮にとらわれて生きている。)
本来の自分の人生が始まるのは、後半生に入ってからと考えて、だいたい差し支えない。
親の七光りさえも、通用しなくなる。

ただ、

子供の頃から、すでに異様に自立心が豊かな人達もいる。
あるいは、自立せざるをえない環境で育つ人がいる。
そうした人達の場合は、嫌でも、人より早く自分の判断にしたがって人生を送るようになる。だから彼等のナバムシャ的な意味での後半生は、成人する頃には既に始まっていると考えて、差し支えがないように思う。