2018年3月21日水曜日

9室のタブー(2)

(1)に書いた通り、
9室偏重の人間はある意味、致命的なほどに要領が悪い。
仮に日本戦国時代や中華三国志時代に武将として生きていたならば、
かなりの序盤で敵に足元をすくわれ、あっけなく命を落とすだろう。
例外的に、こと“聖戦”においては異様なまでの粘りと攻撃力を発揮すると思われる。
聖なる物事や、秩序に対する忠誠心には、恐るべきものがある。
それ以外では、基本的に競争のセンスは皆無と思った方がいい。

したがって私が考えるに、
9室人間にとってのタブーは、大きな商売を手がける事である。

次にタブーなのは、他人からお金を借りる行為だ。
これはタブー中のタブーだと考えている。
なぜなら9室人間の場合、返済が行き詰まると、
元来の潔癖さゆえ自分で自分をとことんまで追い詰める傾向がある。
普通であれば、そうなる前に法的に多少グレーな仕事に手を出してお金を調達したり、
債権者と交渉をして返済を先延ばしてもらう等、駆け引きを通じてあらゆる策を講じるものだが、潔癖すぎる人間は、そうした行動を自ら封印するような所がある。
自己破産や夜逃げといった責任回避行動については、言うにおよばない。
したがって最終的に考え付きやすい解決策は、恐らく“死んで保険金であがなう”事である。

この資本主義社会において、借金の1つや2つで、いちいちそのように自身を追い詰めるようでは何事も成しえない。しかし9室人間にとっては文字通り致命的、借金はタブー中のタブーと言える。

まれにニュースで、生活保護を止められ、助けも呼ばないまま餓死する人のニュースが流れる。逆に、不正に生活保護を受け続けて豊かに暮らしている人達もいる。
交渉が苦手で秩序を重んじる9室偏重人間は、前者に該当する。