2018年3月15日木曜日

マッドサイエンティストの多さ

2017年の年末、かなり以前から噂されていた世界初の頭部移植手術が行われるということで、結果を楽しみにしていたが、2017年になってから移植の対象者が話から降りた。
一時期、手術が行われたというニュースも拡散されたが、海外の元記事をみると何てことはない、手術は手術でもただ遺体を使って行った頭部の接続だった。話がまるで違う。
医師側の実質的リーダーである、イタリア人医師には、どうも良くない噂があるようだ。
という事は、移植対象者も、最初から参加するフリだけをしていたのかも知れない。
日本はともかく、特に欧米では、新奇な事業において「フリだけ」をし資金を集め、寸前になってうやむやにする、というパターンが多い。
また、それを分かっていて投資する人達も多く存在する。
分かっている投資家たちは、最初にドバッと資金を投入し、割と早期に利益を確定させて、あっさり引き上げていく。
要は儲かればそれでいいという考え方だ。
当該事業を育てることも、期待し続けることもしない。
そして投資される側も、完成するアテのない研究をさも熱心に研究・開発しているフリを続け、諸事情により完成は延期になった、と言ってはズルズルと先延ばしにする。
残念ながら、頭部移植手術もこの類だったらしい。

マッドサイエンティストは、なぜいなくならないのか。
コテコテの研究者と8室とは、切っても切れない関係にある。
ゆえに、ほんのわずかなベクトルの差で、優秀な研究者はマッドになりえるのだと、このたびの一件で改めて悟った。

言うまでもなく8室には、不労所得や、道徳感の欠如といった象意がある。